特定非営利活動法人コミュニティ松本CINEMAセレクト
主催上映会にご参加の皆様へ
下記を必ずご一読ください。
松本市中央公民館Mウイング
まつもと市民芸術館
を会場に開催される上映会は各施設の管理者より参加者の『名前・連絡先』の管理をコロナ感染対策の一環として(クラスター発生時連絡が取れるように)求められています。
入場の際最低限の個人情報を用紙に御記入をしてください。
名前と住所 OR 名前と連絡が取れるところの電話番号
記入された用紙は上映開始と共に封印、三週間鍵のかかるところで
当法人理事長 宮嵜善文が管理致します。
三週間後自宅で焼却します。
上記の趣旨に対して拒否なされる方のご入場はお断りいたします。
すでに前売券をお求めの方で個人情報提出を拒否なさる方は、払い戻しを致します。電話・メール・郵送にてご連絡ください。
夏休みの映画館
以下の上映会のチケットの取り扱いは
松本市波田文化センターACT HALLになります。
前売当日共
大学生以下500円
※3歳以下のひざ上鑑賞無料
一般1000円
★波田文化センター窓口にて
お問い合わせ
チケットについて 松本市波田文化センター
0263-92-7501(9:00~17:00/月曜日休館)
企画について 松本CINEMAセレクト…026398-4928

2日目
宮沢賢治の童話を高畑勲監督が映画化、
スタッフが5年がかりでつくり上げた、日本アニメーション珠玉の名作!
セロ弾きのゴーシュ
7月30日【土】10:00~
松本市波田文化センターACT HALL
63分 1982/日本 監督・脚本:高畑勲 原作:宮沢賢治
小さな町の楽団でチェロ(セロ)を弾くゴーシュ。うまく弾けず、楽長に怒られてばかり。そんなある日、ゴーシュの家にねこがやってきて演奏をきかせてほしいとリクエストします。それから、夜になると、かっこう、子だぬき、野ネズミの母子が次々にやってきて…ゴーシュは少しずつ変わりはじめます。
★上映の前には、セロ(チェロ)のミニコンサート!
出演:村上曜
松本市在住。チェロを田中賢治、中山由佳里、マイラ・ショーヒン、ロウリ・ブレイ
ク各氏に師事。英国王立音楽検定ディプロマ(チェロ演奏)を取得。京都大学、グラスゴー大学卒。

3日目
マレーシア、さまざまな民族、宗教、言語が行き交う町で生きる高校生。
恋する歓び、友への想いは、民族の違いも宗教の違いも越えてゆく!
タレンタイム~優しい歌
8月2日【火】13:30~
松本市波田文化センターACT HALL
追悼上映
アディバ・ヌールさん(タレンタイムのアディバ先生)が
2022年6月18日に亡くなられました。
みんなにやさしいアディバ先生を忘れません。
115分 2009/マレーシア 監督:ヤスミン・アフマド
ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは耳の聞こえないインド系のマヘシュに恋をする。二胡を演奏する優等生カーホウ、成績優秀で歌もギターも上手なハフィズ…。マレー系、インド系、中国系…民族や宗教、言葉の違いによる葛藤を抱えながら、彼らは「タレンタイム」当日を迎える……。★配信トークゲスト
杉野希妃さん(俳優・監督・プロデューサー)
2009年に急逝したヤスミン・アフマド。アフマド監督の映画を愛する杉野希妃さんはプロデューサーとして日本でアフマド監督の映画『ワスレナグサ』を撮る企画を進めていました。

4日目
とどいてほしい、ひとりの少女が紡いだ言葉。
あなたが知らない、沖縄の明るさの向こう側。
『ちむぐりさ
菜の花の沖縄日記』
8月3日【水】13:30~
松本市波田文化センターACT HALL
106分 2019/日本 監督:平良いずみ ドキュメンタリー
―ちむぐりさ―あなたが悲しいと、私も悲しい。―-
能登半島で生まれ育った坂本菜の花さん、15歳。ひとりで沖縄にやってきた。フリースクール「珊瑚舎スコーレ」で戦争のため学校に通えなかったお年寄りと出会い、次々に起こる基地から派生する事件や事故を見る。そんな日々を故郷の新聞に書き続けた。自分の目で見て感じることを大切に、自分にできることを考え続けた旅物語。
★トークゲスト
平良いずみ監督

5日目
夏休みにみたい!“美しい潮騒のミュージカル”!
夜明け告げるルーのうた
8月4日【木】13:30~
松本市波田文化センターACT HALL
107分 2017/日本 監督:湯浅政明
両親が離婚して海辺の町・日無町(ルビ:ひなしちょう)にやってきた中学生の少年・カイ。学校にもなじめず、ただひとつ打ち込めるのは音楽をつくること。そんなカイのもとに音楽が大好きな人魚のルーが現れた。無邪気に歌い踊るルー。次第にカイは心を開いていく。しかし、大人たちはルーを利用しようとし、町は大きな危機に陥ることに‥。カイは心からの叫びでルーと町を救うことができるのか!
アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門で最高賞を受賞した傑作!
主催・企画運営:NPO法人松本CINEMAセレクト
共催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
横浜シネマジャック&ベティ/シネマテークたかさき/シネ・ヌーヴォ/元町映画館/DENKIKAN/ガーデンズシネマ/コミュニティシネマセンター
企画協力:映画チア部、SAVE the CINEMA 協力:ミニシアターパーク
鑑賞ノート作成:「こどもと映画」プログラム・ワーキンググループ
後援:松本市/松本市教育委員会
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
下記にて前売券発売中
7月31日 10:30
松本市Mウイング6階ホール
監督 松井至 共同監督 ヒース・コーゼンズ
プロデューサー 平野まゆ コープロデューサー ポール・カデュー
2022年製作 76分 日本 配給:太秦
(C)TEMJIN / RITORNELLO FILMS
耳の聴こえない親から生まれた、耳の聴こえる子どもたち、コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)。家では手話で、外では口話で話す彼らは、学校に行けば“障害者の子”扱い、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。コーダという言葉が生まれたアメリカでコーダ・コミュニティを取材した初めての長編ドキュメンタリーとなる本作は、15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追う。聞こえる世界にもろうの世界にも居場所のない彼らは、一年に一度の“CODAサマーキャンプ”の時だけ、ありのままの自分を解放し無邪気な子供に戻れる。
15歳。サマーキャンプは終わり、進路を決める大切な時期に入る。「私はろうになりたい」という深い欲望に突き動かされ、聴力に異変をきたすナイラ、自分を育ててくれたろうの母から離れて大学に行こうと葛藤するジェシカ、コーダである自分の人生を手話で物語ることで肯定し友達を作ろうとするMJ、さらに日本とアメリカを行き来し手話通訳士をするアシュリーが妊娠を機に「お腹の子がろうになるか聞こえる子になるか」という悩みを抱えながら出産に向かう――。公式HPより
追悼上映
アディバ・ヌールさん(タレンタイムのアディバ先生)が
2022年6月18日に亡くなられました。
『細い目』ではここでも、やさしいお手伝いさん役を演じています。
細い目
8月26日 19:30
松本市Mウイング6階ホール
前売券は下記から
監督 ヤスミン・アフマド
製作 ロスナ・モハマド・カシム エリナ・シュクリ
脚本 ヤスミン・アフマド
出演 ン・チューセン、シャリファ・アマニ、アディバ・ヌール
2004年製作/107分/マレーシア/配給:ムヴィオラ
8月27日
13時30分~
松本市Mウイング6階ホール
前売券は下記から
監督イ・スンウォン
出演キム・ソニョン、ムン・ソリ、チャン・ユンジュ
2020年製作/115分/韓国
原題:Three Sisters
配給:ザジフィルムズ
(C)2020 Studio Up. All rights reserved.

先着 プレゼントです。
お楽しみに 数限りあり
ふるる冷麺(辛口ビビン冷麺)
提供:農心ジャパン
完成度の高さから本場韓国でも人気のノンフライ冷麺。現場の味を完全再現したコチュジャンが効いた本格ビビンジャンソースはクセになります。
松本CINEMAセレクト 特選作品
8月27日
①16:00 ②19:00
松本市Mウイング6階ホール
前売券は下記から(時間指定になります)
監督 チャン・ジーウン
製作 ピーター・ヤム アンドリュー・チョイ 小林三四郎 馬奈木厳太郎
2022年製作/97分/G/香港・日本合作
原題:憂鬱之島 Blue Island
配給:太秦
(C)2022 Blue Island project
2014年、香港の若者たちが未来のために立ち上がった“雨傘運動”の79日間を描いた『乱世備忘 僕らの雨傘運動』でチャン・ジーウン監督は、「二十年後に信念を失っているのが怖いか?」と出演者に問いかけた。その言葉は監督自身への問いかけでもあったが、運動直後のやる瀬ない思いが憂鬱さとなり島を覆い、想像を超える急激な変化の中で、20年を待つまでもなくチャン監督は自らその問いに答える必要に迫られることとなった。雨傘運動を先導していた者たちが逮捕され、市民が沈黙したことで、この島の民主主義や自由への道のりを、より深く再考しなければと本作の制作を思い立つ。一国二制度が踏みにじられた香港社会は混乱を極め、コロナ禍の影響もあり窮地に陥りながらも、香港が内包する不安と希望を描いた衝撃作『十年』のプロデューサーであるアンドリュー・チョイ、若き政治家の葛藤を描いた『地厚天高』を制作したピーター・ヤムと共に、クラウドファンディングによるたくさんの方の応援もあり、2022年ようやく完成を迎えた。
20世紀後半、“文化大革命”(1966~1976年)“六七暴動”(1967年)“天安門事件”(1989年)と世界を震撼させた事件に遭遇し、激動の歴史を乗り越えてきた記憶。そして現代、香港市民の自由が急速に縮小してゆくなかで、時代を超えて自由を守るために闘う姿をドキュメンタリーとフィクションを駆使してより鮮明に描きだす。
この映画は、自由を求めるすべての人々とあなた自身の物語でもある。
9月9日 19:30
まつもと市民芸術館小ホール
前売券は下記からお求めになれます。
監督 脚本 主演 バーバラ・ローデン
1970年製作/103分/アメリカ
原題:Wanda
配給:クレプスキュールフィルム
(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS
1970年ヴェネツィア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞するが、その名声とは裏腹にアメリカ本国ではほぼ黙殺される。フランスの小説家・監督のマルグリット・デュラスはこの映画を「奇跡」と絶賛し、配給することを夢見ていると語る。デュラスの夢を実現すべくフランスの大女優イザベル・ユペールは配給権を取得しフランスで甦らせた。マーティン・スコセッシ監督設立の映画保存組織とイタリアのファッションブランドGUCCIの支援を受けプリントが修復される。その後、ニューヨーク近代美術館で実施された修復版上映会は、行列が出来るほどの大成功を収めた。
ペンシルベニア州。ある炭鉱の妻が、夫に離別され、子供も職も失い、有り金もすられる。少ないチャンスをすべて使い果たしたワンダは、薄暗いバーで知り合った傲慢な男といつの間にか犯罪の共犯者として逃避行を重ねる…。その粒子の粗い16mmフィルムの質感はティファニーブルーを基調に、シネマ・ヴェリテ・スタイル(ドキュメンタリー撮影手法)で剥き出しのアメリカの風景をスクリーンに映し出す。
巨匠監督エリア・カザンの妻でもあるローデンは、彼からの独立宣言とも言うべき本作を残し、癌により48歳の生涯を終える。だが、その評判は次第に高まり、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジョン・ウォーターズ、ケリー・ライカート、ダルデンヌ兄弟監督ら名だたるアーティストが彼女を不世出の作家として敬意を表する。“インディペンデント映画の父”と称されるジョン・カサヴェテスは「『ワンダ』は私のお気に入りの作品。彼女は正真正銘の映画作家だ」と高く評価する。見向きもされなかった映画が、2017年、後世に残す価値がある作品として認められアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録される。崖っぷちを彷徨う女の人生を漂流するロードムーヴィーが、近年これほどまでに愛されるようになった。公式HPより
9月11日 10:30~
松本市Mウイング6階ホール
前売券は下記よりお求めになれます
監督 オオタヴィン
福田弘彦(伊那市立伊那小学校校長)も出演
ナレーション 吉岡秀隆。エンディングテーマ ザ・ブルーハーツ
「体験学習」を30年前から続ける先進的な学校があった。
2020年度から教育指導要領の主題が「アクティブラーニング(自主的探求)」に大きく舵を切りました。
激動のAI時代に対応するため、日本の公教育も大きく揺れています。
「きのくに子どもの村学園」は、30年前から「体験学習」を実践しています。
この学校を見学した脳科学者の茂木健一郎さんは、「これからの人工知能時代にふさわしい能力を発揮できる、ここは”ミライの学校”だ!」と驚きました。
ミライの学校のヒントを、この映画からみつけてください。
映画には、”自由な公立学校”も登場します。
60年間成績通知表や時間割りがない「体験型総合学習」を続ける公立小学校、伊那小学校。
校則、定期テストをやめた、世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦前校長。
実は、公立学校にもこんなに自由があったことに驚かれるでしょう。
あなたの町の小学校も、「夢みる小学校」なのです。 公式HPより
9月11日 13:30
松本市Mウイング6階ホール
下記から前売券はお求めになれます。
監督 斉加尚代
2022年製作/107分/G/日本
配給:きろくびと
(C)2022映画「教育と愛国」製作委員会
いま、政治と教育の距離がどんどん近くなっている。
軍国主義へと流れた戦前の反省から、戦後の教育は政治と常に一線を画してきたが、昨今この流れは大きく変わりつつある。2006年に第一次安倍政権下で教育基本法が改変され、「愛国心」条項が戦後初めて盛り込まれた。
2014年。その基準が見直されて以降、「教育改革」「教育再生」の名の下、目に見えない力を増していく教科書検定制度。政治介入ともいえる状況の中で繰り広げられる出版社と執筆者の攻防はいま現在も続く。
本作は、歴史の記述をきっかけに倒産に追い込まれた大手教科書出版社の元編集者や、保守系の政治家が薦める教科書の執筆者などへのインタビュー、新しく採用が始まった教科書を使う学校や、慰安婦問題など加害の歴史を教える教師・研究する大学教授へのバッシング、さらには日本学術会議任命拒否問題など、⼤阪・毎⽇放送(MBS)で20年以上にわたって教育現場を取材してきた斉加尚代ディレクターが、「教育と政治」の関係を見つめながら最新の教育事情を記録した。
教科書は、教育はいったい誰のものなのか……。 公式HPより
9月16日~19日
爆音映画祭2022in松本
まつもと市民芸術館小ホール
特設サイトご覧ください
9月22日 19:00
まつもと市民芸術館小ホール
9月23日 16:40
松本市中央公民館Mウイング6階ホール
監督 キリル・セレブレンニコフ
出演 セミョーン・セルジン チュルパン・ハマートワ
2021年製作/146分/R15+/ロシア・フランス・スイス・ドイツ合作
配給:ムヴィオラ
(C)2020 - HYPE FILM - KINOPRIME - LOGICAL PICTURES - CHARADES PRODUCTIONS - RAZOR FILM - BORD CADRE FILMS - ARTE FRANCE CINEMA – ZDF
驚くべき長回しショット、めくるめく場面転換、ロシア社会への強烈な風刺、型破りな芸術的感性、刺激的なアクション、息を呑むほどのパワー。2021年カンヌ国際映画祭で、名だたる批評家を驚かせ、フランス映画高等技術委員会賞に輝いた本作。監督は、ロシア演劇界の鬼才で映画監督としても世界が注目する『LETO-レト-』のキリル・セレブレンニコフ。原作は、強烈なブラックユーモアでセンセーションを巻き起こしたベストセラー小説だ。2017年に国からの演劇予算横領の疑いで自宅軟禁状態となったセレブレンニコフが、軟禁という不条理な状況下で脚本を書き、闇に隠れて撮影したという本作。現代ロシアの迷宮を疾走し、映画の迷宮を疾走する2022年の必見作! 公式HPより
9月23日 10:00
松本市中央公民館Mウイング6階ホール
監督 キウィ・チョウ
2021年製作/158分/G/香港
原題:時代革命 Revolution of Our Times
配給:太秦 (C)Haven Productions Ltd.
2019年、中国当局の締め付けによって自由が失われゆく香港で、民主化を求める大規模デモが起きた。発端となったのは、犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする「逃亡犯条例改正案」が立法会に提出されたことで、参加者たちは同案の完全撤回や普通選挙の導入などを5大要求として掲げ、6月16日には香港の人口の約3割を占める約200万人にまで参加者数が膨れ上がったという。
9月23日 13:15
松本市中央公民館Mウイング6階ホール
監督 ドミニク・グラフ
出演 トム・シリング サスキア・ローゼンタール
2021年製作/178分/PG12/ドイツ
原題:Fabian oder Der Gang vor die Hunde
配給:ムヴィオラ
(C)Hanno Lentz / Lupa Film
時代は1931年のベルリン。狂騒と頽廃の20年代から出口のない不況へ、人々の心に生まれた空虚な隙間に入り込むように、ひたひたとナチスの足音が聞こえてくる。どこか現代にも重なる時代、作家を志してベルリンにやってきたファビアンはどこへ行くべきか惑い、立ち尽くす。コルネリアとの恋。ただ一人の「親友」ラブーデの破滅。コルネリアは女優を目指しファビアンの元を離れるが……。
公式HPより
アンコール上映
9月25日 10:00
松本市Mウイング6階ホール
監督 撮影 西原孝至 プロデューサー 増渕愛子
2022年製作 107分 日本 配給:ML9
本作の監督を務めるのは『わたしの自由について〜SEALDs 2015〜』の西原孝至。2010年代から日本の社会運動を撮り続けてきた西原監督は、人々や風景の中にカメラを構え、声を聞き、時に語りかけ、静かに被写体を見つめていく。経済格差、ジェンダー平等、気候危機…この国の数多くの課題に対して、政治は何ができるのか。そして日本共産党の姿を通して、いまの日本社会が浮き彫りになっていく…。
世界的に、“ジェネレーション・レフト” (左派的な世代)と呼ばれる若い世代が生まれ始めているいま、新しい社会の可能性と、その希望について、本作は世に問いかける。
9月25日 13:00~
松本市Mウイング6階ホール
満若勇咲監督アフタートーク
監督 満若勇咲
プロデューサー 大島新
2022年製作/205分/G/日本
配給:東風
(C)「私のはなし 部落のはなし」製作委員会
「部落差別」は、いかにしてはじまったのか――
なぜ私たちは、いまもそれを克服できずにいるのか?
かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。1871年(明治4年)の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか? 本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。
監督は、屠場とじょうとそこで働く人々を写した『にくのひと』(2007年)が各地で上映され好評を博すも、劇場公開を断念せざるをえなかった経験を持つ満若勇咲。あれから十数年、プロデューサーに『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』の大島新、音楽に世界を舞台に活動をつづけるMONOを迎え、文字通り〈空前絶後〉のドキュメンタリー映画をつくりあげた。
公式HPより

9月30日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール
シャンタル・アケルマン 大特集 松本市Mウイング6階ホール 予定
10月8日 19:30 囲われの女
10月9日 10:00 ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、
コメス湖畔通り23番地
13:50 アンナの出会い
16:10 オルメイヤーの阿房官
10月15日 19:30 私、あなた、彼、彼女
以下、松本CINEMAセレクト主催上映開催予定日です。
松本市中央公民館Mウイングは、6か月先までの会場予約ですので、徐々に追加していきます。都合により変更の場合あります。ご了承下さい。