特定非営利活動法人コミュニティ松本CINEMAセレクト
主催上映会にご参加の皆様へ
下記を必ずご一読ください。
松本市中央公民館Mウイング
まつもと市民芸術館
を会場に開催される上映会は各施設の管理者より参加者の『名前・連絡先』の管理をコロナ感染対策の一環として(クラスター発生時連絡が取れるように)求められています。
入場の際最低限の個人情報を用紙に御記入をしてください。
名前と住所 OR 名前と連絡が取れるところの電話番号
記入された用紙は上映開始と共に封印、三週間鍵のかかるところで
当法人理事長 宮嵜善文が管理致します。
三週間後自宅で焼却します。
上記の趣旨に対して拒否なされる方のご入場はお断りいたします。
すでに前売券をお求めの方で個人情報提出を拒否なさる方は、払い戻しを致します。電話・メール・郵送にてご連絡ください。
7月1日 19:00
まつもと市民芸術館小ホール
アフタートーク&ミニライブ 登壇者
主演 早織さん
劇中歌提供 西山小雨さん
お知らせ
松本の上映日が東京のメイン劇場の最終日と重なった為、
大野監督の松本での登壇はなくなりました。
ご了承ください。
前売券は下記にて発売中
監督 原作 脚本 大野大輔
劇中歌 出演 西山小雨
出演 早織 濱正悟 川上なな実
2022年製作/111分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
(C)2021 E&E
特集 沖縄 日本本土復帰50年

特集上映 国境の島にいきる
時代の波に翻弄される文化、言葉、暮らし
それでも島に息づくものがある
かつて「与那国島」はアジアの交易の中継地として栄えてきた。その交流から生まれた文化と、日本や沖縄本島とも異なる独自の言語は島の誇りであった。1972年、沖縄の日本本土復帰とともに、与那国は日本の最西端つまり国境の島になった。ーーその後50年の間、島はどのように移り変わり、⼈々の暮らしはどのように変化したのか。そして、時代を経てもなお変わらないものとはーー
2021年、世界がコロナ禍に見舞われる中、与那国島は二つの映画を生み出した。島に生まれ育った若き才能が描く望郷の島 『ばちらぬん』、欧州からやって来た気鋭の視点で描かれる⽇常の島『ヨナグニ~旅立ちの島~』。与那国島を新たな角度から描いたこの作品を通して、国境の島そして復帰50周年の意味を問い直す。
Vol.1
下記にて前売券発売中
7月2日 18:30~19:31
アフタートーク東盛あいか監督
松本市Mウイング6階ホール
監督・脚本・撮影・編集:東盛あいか
出演:東盛あいか、石田健太、笹木奈美、三井康大、山本 桜
2021年 日本語・与那国語 フィクション カラー 61分
監督の故郷である与那国島の日常や祭事を取材したドキュメンタリーと花、果実、骨、儀式などをモチーフに幻想的に描かれる世界が交差しながら物語は進む。現実とフィクションはやがて溶け合い、ジャンルの枠を超えた映像によって島に紡がれてきた歴史、文化、人々の記憶がスクリーンに映し出される。日本の最西端、沖縄県与那国島の言葉で「ばちらぬん」は「忘れない」という意味をもつ。
vol.2
下記にて前売券発売中
7月2日 20:20~21:34
松本市Mウイング6階ホール
監督:アヌシュ・ハムゼヒアン、ヴィットーリオ・モルタロッティ
出演:金城元気、中井舞風、野底みみ、小島南帆、伊東珠璃、長濵衣織
与那国語字幕翻訳・監修:東盛あいか
2021年 フランス 日本語・与那国語 ドキュメンタリー 74分
後援:イタリア文化会館
沖縄県与那国町、この島には高校がない。若者たちは中学卒業とともに一度は島を離れることになる。別れと再会を予感しながら、学校生活や豊かな自然で戯れる放課後、思春期の本音が漏れる会話を通して多感な10代の日々が映し出される。そして、失われつつある島の言葉「どぅなん」や伝統文化がゆっくりと若い世代へと受け継がれる様子が描かれる。緩やかで郷愁溢れる国境の島の記錄。
30年ぶりに松本で上映します。
クラウドファンディング 特別協力 松本CINEMAセレクト
Vol.3
7月8日 19:00
まつもと市民芸術館小ホール
アフタートーク 代島治彦さん
利重剛さん
(監督作『エレファントエレファント・ソング』の時以来
28年ぶりに松本CINEMAセレクトご登壇)
前売券は下記で発売中
監督 真喜屋力 中江裕司 當間早志
総合プロデューサー 代島治彦
出演 兼島麗子 新良幸人 利重剛 平良とみ 洞口依子
1992年製作/118分/日本
配給:ノンデライコ
日本初公開:1992年4月25日
クラウドファンディングリターンをすべて観客の皆様にプレゼントいたします。
パイナッフルツアーズを見るなら上田より松本だよ!
「35ミリフィルム栞」40個
「劇場用パンフレット」40部
「デッドストック:旧劇場公開版パンフレット」2部
「公式トートバッグ」10個
沖縄ブームの火付け役となった『島唄』や『ちゅらさん』に先駆けて1992年に劇場公開され、あたらしい時代のオキナワ映画として話題を呼んだ『パイナップル・ツアーズ』がデジタルリマスター版として30年振りに復活! この後『ナビィの恋』が大ヒットする中江裕司監督をはじめとする当時20代の監督たちが紡いだ物語に、音楽は照屋林賢+りんけんバンド、出演は『ちゅらさん』の平良とみや沖縄芸能を代表するエンターテイナー・照屋林助といった沖縄現地の役者たちが結集したこのオムニバス映画は生き生きとした躍動感に満ちている。2022年に本土復帰50周年を迎える沖縄では、基地や環境、貧困の問題ばかりが注目されていますが、『パイナップル・ツアーズ』全編にみなぎる力強い明るさは今まさに必要なものと言えるだろう。
下記にて前売券販売中
7月10日 10:30~
まつもと市民芸術館小ホール
監督 サハラ・カリミ
脚本 サハラ・カリミ、サミ・ハシブ・ナビザダ
出演 アレズー・アリアプール フェレシュタ・アフシャール ハシバ・エブラヒミ
2019年 アフガニスタン・イラン・フランス ペルシャ語、ダリ語 83分
©2019 Noori Pictures 配給:NEGA
2021年8月、イスラム原理主義組織タリバンによって制圧されたアフガニスタン。カブール掌握後初の記者会見で、タリバンの報道担当幹部は女性の権利は「シャリア(イスラム法)の枠組みの中」で尊重されると発表したが、その真意はまだ明かされない。世界が懸念する中、本作ではカブールで生きる、リアルな彼女たちの生活が映される…。義父母の面倒を見ながら家事に追われる孤独な妊婦。7年間浮気し続けた夫と離婚を決意するも、妊娠が発覚した高学歴のテレビニュース・キャスター。妊娠したと同時に姿を消した恋人がいながら、いとこのプロポーズを受け入れた18歳の少女--年齢、生活環境、社会的背景が異なる3人のアフガニスタン女性が初めて直面する人生の試練をそれぞれ描いたオムニバス・ドラマ。本作はアフガニスタン映画機構(Afghan Film)初の女性会長を務める新鋭、サハラ・カリミの長編監督デビュー作にして、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門出品となった。タリバン政権下になり、彼女たちにどんな影響があるのか、さらなる試練を考えずにはいられない…。今、世界が注目する、アフガニスタンを舞台にした女性たちのドラマ。
下記にて前売券発売中
7月10日 13:00~
まつもと市民芸術館小ホール
アフタートーク
ご登壇
ヤン ヨンヒ監督
プロデューサー 荒井カオルさん(長野市出身)
2021年製作/118分/G/韓国・日本合作 配給:東風
(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督は『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』など、朝鮮半島と日本の悲劇的な歴史のうねりを生きる在日コリアン家族の肖像を親密なタッチで写し続けてきたヤン ヨンヒ。本作ではクレイ人形やアニメーションを駆使して母が語ってこなかった記憶を鮮やかにスクリーンに照らし出す。音楽監督を務めたのは『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』など、名だたるヒット作を生み出してきたチョ・ヨンウク。
なぜ父と母は、頑なに“北”を信じ続けてきたのか? ついに明かされる母の秘密。あたらしい家族の存在…。これまで多くの映画ファンを魅了してきた、あの〈家族の物語〉が、まったくあらたな様相をおびて浮かび上がる。
下記にて前売券発売中
7月16日 10:00
松本市Mウイング6階ホール
監督 製作 島田陽磨
2021年製作/115分/日本
配給:日本電波ニュース社
葛藤、断絶、そして58年ぶりの劇的な再会…
熊本県で訪問介護の仕事をしている林恵子、67歳。子どもたちはすでに独立。休日は友人らとカラオケや居酒屋に通い、一見平穏な日常を送っている。
しかし恵子には、家族や親しい友人にも語ってこなかった、ある秘密があった。それは実の姉が北朝鮮にいるということ。20歳上の姉、愛子は1960年に在日朝鮮人の夫とともに北朝鮮に渡っていった。渡航後、手紙で伝えられる姉の変貌ぶりに、恵子はやがて落胆し、反発。そして絶縁する。その後、日朝関係は悪化し、互いに音信不通の状態に。58年の歳月が流れていった。
そんなある時、姉の消息が知らされる。人生の残り時間が少なくなる中、姉への思いが再び頭をもたげ始めた恵子。「拉致されたらどうするんだ」という子どもたちの反対を押し切り、恵子は訪朝を決意。人生初めての海外旅行が北朝鮮となった。
“謎の隣国”で目にする未知の世界。それはその後の恵子の人生をも変えていく…。
半世紀以上にわたり、政治や時代に翻弄されてきた家族たちの姿を描く異色のドキュメンタリー作品。公式HPより
下記にて前売券発売中
7月16日 13:00
松本市Mウイング6階ホール
監督 企画 林隆太 プロデューサー 撮影 直井佑樹
2020年製作/98分/日本 配給:記録映画「華僑」製作委員会
(C)2020 記録映画「華僑」製作委員会
中国と台湾『二つの中国』でゆれた横浜中華街
中国語を話せない華僑四世がルーツを巡る物語
華僑四世の林隆太(37)は十五才の時に父・学文が中国人だと初めて知った。しかし、中国嫌いだった隆太は家族の中の「中国」を避けるように生きてきた。
それから十年以上経ったある日、一枚の写真に出会う。「台湾解放」というスローガンを声にし、横浜中華街を練り歩く紅衛兵の写真。そこには若かりし日の学文の姿があった。日本人として育った隆太は、なぜ同じ日本で暮らす中国人同士で対立するのか理解できなかった。
「台湾は中国の一部。毛沢東は親父のようなもん」と言う学文。中国籍のまま晩年を迎え、認知症になった祖母・愛玉。ずっと避けてきた家族の過去に触れたことをきっかけに、隆太は家族が過ごした横浜中華街と向き合う決心をする。
中国・華僑のことを何も知らない隆太は、家族や父の友人・知人に出会いながら、時代に翻弄された華僑の複雑な想いに気づいていく。公式HPより

はた名画鑑賞会
7月16日(土)
上映時間詳細後日
会場 波田文科センターアクトホール
松本市波田10106-1
問 0263-92-7501
世界の繊維産業を支えるバングラデシュを舞台に、衣料品工場の過酷な労働環境と低賃金に立ち向かう女性たちの姿を描いたヒューマンドラマ。
2019年製作/95分/フランス・バングラデシュ・デンマーク・ポルトガル合作
配給:パンドラ
主催 波田文化センター 協力 松本CINEMAセレクト
ホン・サンス特集
やっぱりホン・サンスは
信州で松本CINEMAセレクトが一番よく似合う
あなたの顔の前に ①10:30 ②19:30の
イントロダクション ①12:30 ②18:15
逃げた女 15:45 上映に引き続き 西森路代さんアフタートーク
下記より各作品 時間別 前売券発売中

映画を極める 連続講座 Vol,2
今回は韓国の映画や音楽の魅力を届けてくださる西森路代さんを迎えます。
当日ホン・サンスの作品を1作品でもご覧の方がご参加できます。
西森路代 ライター
ライター。愛媛県出身。日本や韓国のエンターテインメントについて主に執筆。著書に「K-POPがアジアを制覇する」(原書房)、共著に「韓国映画・ドラマわたしたちのおしゃべりの記録2014~2020」(駒草出版)、「『テレビは見ない』というけれど」(青弓社)など。
第70回ベルリン国際映画祭コンペティション銀熊賞(最優秀監督賞)
7月17日
まつもと市民芸術館小ホール
監督ホン・サンス 出演 キム・ミニ
2020年製作 77分 韓国
配給:ミモザフィルムズ
第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀脚本賞)
7月17日
まつもと市民芸術館小ホール
監督ホン・サンス 出演 シン・ソクホ キム・ミニ
2020年製作 66分 韓国
原題:Introduction
配給:ミモザフィルムズ
(C)2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved
7月17日
まつもと市民芸術館小ホール
監督ホン・サンス 出演 イ・ヘヨン チョ・ユニ
2021年製作 85分 韓国
配給:ミモザフィルムズ
(C)2021 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved
特別上映 ホン・サンスに挟まれたこれは何!
下記にて前売券発売中
7月17日 13:45~
まつもと市民芸術館小ホール
アフタートーク 前田実香監督
監督 脚本 前田実香 出演 清造理英子 門田敏子
2020年製作 62分 日本 配給:アインワーカー (C)ミカタフィルム
※特別料金 前売券1000円 当日1200円均一
兵庫県神戸市にある築100年を超す洋館「旧グッゲンハイム邸」を舞台に、洋館の裏の長屋で共同生活を送る人々の姿を描いたドラマ。海辺の洋館の裏にある古びた長屋で、共同生活を送る人々がいた。日々の生活をノートに記すことが習慣になっているせぞちゃん、裏山に登るのが好きなとしちゃん、仕事に恋に忙しいづっきー、そして料理上手なあきちゃん。今日も退居者をみんなで見送り、また新しい入居者を迎える。家族のように集まり、ともに過ごしている住人たち。しかし、そんな長屋にある日、招かれざる客が訪れる。兵庫県出身で神戸芸術工科大学メディア表現学科映画専攻で映画製作を学んだ前田実香監督が、神戸のロケーションを代表する洋館のひとつである旧グッゲンハイム邸を映画の中に残すことや、地元神戸での映画制作を目的に、地元住民や旧知のスタッフ、キャストとともに撮り上げた。第21回TAMA NEW WAVEコンペティション部門で特別賞を受賞。映画COMより

文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:NPO松本CINEMAセレクト、文化庁、一般社団法人コミュニティシネマセンター
制作:一般社団法人コミュニティシネマセンター
下記にて前売券発売中
7月23日 19:30
まつもと市民芸術館小ホール
監督 フィリップ・ファラルドー
出演 マーガレット・クアリー シガニー・ウィーバー
2020年製作 101分 アイルランド・カナダ合作
配給:ビターズ・エンド
9232-2437 Quebec Inc - Parallel Films (Salinger) Dac
(C) 2020 All rights reserved.
90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシー でJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。しかし、心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで…。
ジョアンナは偉大な作家の声を借りていくうちに、自分自身を見つめ直すことになる。友人や恋人との関係、夢にかける情熱、そして自分の将来について――。「何者か」になりたいと願う彼女が、自分のストーリーを生きるための、ニューヨークで開く人生の1ページ。都会の片隅で理想と現実の間で 揺れ動く女性の姿を、瑞々しくユーモアたっぷりに描いた『レディ・バード』『フランシス・ハ』に続く、《共感度100%》“大人の”自分探しムービーの新たなる傑作が誕生! 公式HPより
特別企画 活弁でウクライナ問題を考える

戦艦ポチョムキン
+
チャップリンの冒険
7月24日(日) 13時30分~
まつもと市民芸術館小ホール
戦艦ポチョムキン(66分)
映画史上の名作。1925年製作。セルゲイ・M・エイゼンシュテインが、第一次ロシア革命と呼ばれる一九〇五年革命のなかの、歴史的事件“ポチョムキン号の反乱”をテーマに製作したもの。
ロシアのウクライナへの侵攻が続く中、『オデッサ』(現在はウクライナ語でオデーサ表記)の地名が毎日ニュースから聞こえてきます。オデーサは、ウクライナ南部にある黒海に面した港湾都市。『戦艦ポチョムキン』の一番有名な場面『オデッサの階段』の舞台となったところです。
1905年に黒海艦隊の旗艦である戦艦ポチョムキンの乗組員が、食事の肉に蛆虫が沸いていたことの不満が発端で、帝政ロシアへの反乱が始まる。船員たちはポチョムキン号を乗っ取りオデッサに停泊し、市民を扇動し賛同を呼びかけるが、帝政ロシアの軍隊が無防備な市民に向かって発砲する。
このシーンが有名な『オデッサの階段』です。
今改めて 活動写真弁士 片岡一郎 楽師上屋安由美さん
よる上映を企画しました。
同時上映の『チャップリンの冒険』(20分)短編はチャップリンが体を張って権力をおちょくる痛快作です。
活動写真弁士:片岡一郎
2002年活動写真弁士の第一人者である澤登翠に入門。澤登門下総領弟子。レパートリーは日本映画・洋画・中国映画・アニメ・記録映画と多岐に渡り、総演目数は約350作品。国内のみならず、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イタリアなど18ヵ国で公演。2020年、活動写真弁士の歴史を綴った『活動写真弁史 映画に魂を吹き込む人びと』出版。
楽師 ピアノ伴奏:上屋安由美
桐朋学園大学音楽学部作曲専攻卒業、同大学研究科修了。同大学音楽学部附属子供のための音楽教室でソルフェージュ講師。これまでポルデノーネ無声映画祭、東京国際映画祭等に出演。
2022 夏休みの映画館
忘れられない映画に出会う、夏。

1日目
サイレント映画をライブ(活弁・演奏付)で楽しもう!
7月24日[日] 10:30
まつもと市民芸術館小ホール
当日券のみ 大学生以下500円
他1000円均一
活動写真弁士:片岡一郎
楽師 ピアノ伴奏:上屋安由美
月世界旅行
1902年/13分/フランス 監督:ジョルジュ・メリエス
人間が月に行ったらどうなるのか? 無声映画時代の人たちはこんな風に考えました
ローレル&ハーディの山羊の失恋
1929年/21分/アメリカ 監督:ルイス・R・フォスター 出演:スタン・ローレル、オリバー・ハーディ
やせっぽちのローレルと太っちょのハーディ。日本では「極楽コンビ」と呼ばれて人気を博しました。ローレルをどこまでも追いかけるヤギが主演のドラマチックな物語!
文福茶釜 1928年/8分/ 日本 監督:村田安司 アニメーション
茶釜に化けたたぬきのお話。村田安司の切り紙アニメーションで。
豹はかうして斑になった 8分
ヒョウの体にはどうして黒い点が付いているの? このアニメで解決です
浦島太郎 7分 詳細無名
以下の上映会のチケットの取り扱いは
松本市波田文化センターACT HALLになります。
チケット料金[自由席・税込み]
特別親子前売券(おとな1名+子ども1名)1300円
※子ども1名増えるごと300円プラス。
他は前売当日共
こども(小学生から大学生まで)500円!
※3歳以下のひざ上鑑賞無料
一般1000円
★波田文化センター窓口にて近日販売
お問い合わせ
チケットについて 松本市波田文化センター
0263-92-7501(9:00~17:00/月曜日休館)
企画について 松本CINEMAセレクト…026398-4928

2日目
宮沢賢治の童話を高畑勲監督が映画化、
スタッフが5年がかりでつくり上げた、日本アニメーション珠玉の名作!
セロ弾きのゴーシュ
7月30日【土】10:00~
松本市波田文化センターACT HALL
63分 1982/日本 監督・脚本:高畑勲 原作:宮沢賢治
小さな町の楽団でチェロ(セロ)を弾くゴーシュ。うまく弾けず、楽長に怒られてばかり。そんなある日、ゴーシュの家にねこがやってきて演奏をきかせてほしいとリクエストします。それから、夜になると、かっこう、子だぬき、野ネズミの母子が次々にやってきて…ゴーシュは少しずつ変わりはじめます。
★上映の前には、セロ(チェロ)のミニコンサート!
出演:村上曜
松本市在住。チェロを田中賢治、中山由佳里、マイラ・ショーヒン、ロウリ・ブレイ
ク各氏に師事。英国王立音楽検定ディプロマ(チェロ演奏)を取得。京都大学、グラスゴー大学卒。

3日目
マレーシア、さまざまな民族、宗教、言語が行き交う町で生きる高校生。
恋する歓び、友への想いは、民族の違いも宗教の違いも越えてゆく!
タレンタイム~優しい歌
8月2日【火】13:30~
松本市波田文化センターACT HALL
115分 2009/マレーシア 監督:ヤスミン・アフマド
ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは耳の聞こえないインド系のマヘシュに恋をする。二胡を演奏する優等生カーホウ、成績優秀で歌もギターも上手なハフィズ…。マレー系、インド系、中国系…民族や宗教、言葉の違いによる葛藤を抱えながら、彼らは「タレンタイム」当日を迎える……。★配信トークゲスト
杉野希妃さん(俳優・監督・プロデューサー)
2009年に急逝したヤスミン・アフマド。アフマド監督の映画を愛する杉野希妃さんはプロデューサーとして日本でアフマド監督の映画『ワスレナグサ』を撮る企画を進めていました。

4日目
とどいてほしい、ひとりの少女が紡いだ言葉。
あなたが知らない、沖縄の明るさの向こう側。
『ちむぐりさ
菜の花の沖縄日記』
8月3日【水】13:30~
松本市波田文化センターACT HALL
106分 2019/日本 監督:平良いずみ ドキュメンタリー
―ちむぐりさ―あなたが悲しいと、私も悲しい。―-
能登半島で生まれ育った坂本菜の花さん、15歳。ひとりで沖縄にやってきた。フリースクール「珊瑚舎スコーレ」で戦争のため学校に通えなかったお年寄りと出会い、次々に起こる基地から派生する事件や事故を見る。そんな日々を故郷の新聞に書き続けた。自分の目で見て感じることを大切に、自分にできることを考え続けた旅物語。
★トークゲスト
平良いずみ監督

5日目
夏休みにみたい!“美しい潮騒のミュージカル”!
夜明け告げるルーのうた
8月4日【木】13:30~
松本市波田文化センターACT HALL
107分 2017/日本 監督:湯浅政明
両親が離婚して海辺の町・日無町(ルビ:ひなしちょう)にやってきた中学生の少年・カイ。学校にもなじめず、ただひとつ打ち込めるのは音楽をつくること。そんなカイのもとに音楽が大好きな人魚のルーが現れた。無邪気に歌い踊るルー。次第にカイは心を開いていく。しかし、大人たちはルーを利用しようとし、町は大きな危機に陥ることに‥。カイは心からの叫びでルーと町を救うことができるのか!
アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門で最高賞を受賞した傑作!
主催・企画運営:NPO法人松本CINEMAセレクト
共催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
横浜シネマジャック&ベティ/シネマテークたかさき/シネ・ヌーヴォ/元町映画館/DENKIKAN/ガーデンズシネマ/コミュニティシネマセンター
企画協力:映画チア部、SAVE the CINEMA 協力:ミニシアターパーク
鑑賞ノート作成:「こどもと映画」プログラム・ワーキンググループ
後援:松本市/松本市教育委員会
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
下記にて前売券発売中
7月31日 10:30
松本市Mウイング6階ホール
監督 松井至 共同監督 ヒース・コーゼンズ
プロデューサー 平野まゆ コープロデューサー ポール・カデュー
2022年製作 76分 日本 配給:太秦
(C)TEMJIN / RITORNELLO FILMS
耳の聴こえない親から生まれた、耳の聴こえる子どもたち、コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)。家では手話で、外では口話で話す彼らは、学校に行けば“障害者の子”扱い、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。コーダという言葉が生まれたアメリカでコーダ・コミュニティを取材した初めての長編ドキュメンタリーとなる本作は、15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追う。聞こえる世界にもろうの世界にも居場所のない彼らは、一年に一度の“CODAサマーキャンプ”の時だけ、ありのままの自分を解放し無邪気な子供に戻れる。
15歳。サマーキャンプは終わり、進路を決める大切な時期に入る。「私はろうになりたい」という深い欲望に突き動かされ、聴力に異変をきたすナイラ、自分を育ててくれたろうの母から離れて大学に行こうと葛藤するジェシカ、コーダである自分の人生を手話で物語ることで肯定し友達を作ろうとするMJ、さらに日本とアメリカを行き来し手話通訳士をするアシュリーが妊娠を機に「お腹の子がろうになるか聞こえる子になるか」という悩みを抱えながら出産に向かう――。公式HPより
下記にて前売券発売中
7月31日 13:00
松本市Mウイング6階ホール
監督 撮影 西原孝至 プロデューサー 増渕愛子
2022年製作 107分 日本 配給:ML9
本作の監督を務めるのは『わたしの自由について〜SEALDs 2015〜』の西原孝至。2010年代から日本の社会運動を撮り続けてきた西原監督は、人々や風景の中にカメラを構え、声を聞き、時に語りかけ、静かに被写体を見つめていく。経済格差、ジェンダー平等、気候危機…この国の数多くの課題に対して、政治は何ができるのか。そして日本共産党の姿を通して、いまの日本社会が浮き彫りになっていく…。
世界的に、“ジェネレーション・レフト” (左派的な世代)と呼ばれる若い世代が生まれ始めているいま、新しい社会の可能性と、その希望について、本作は世に問いかける。

8月5日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール

8月26日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール

8月27日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール

9月3日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール
9月9日 19:30
まつもと市民芸術館小ホール
監督 脚本 主演 バーバラ・ローデン
1970年製作/103分/アメリカ
原題:Wanda
配給:クレプスキュールフィルム
(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS
1970年ヴェネツィア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞するが、その名声とは裏腹にアメリカ本国ではほぼ黙殺される。フランスの小説家・監督のマルグリット・デュラスはこの映画を「奇跡」と絶賛し、配給することを夢見ていると語る。デュラスの夢を実現すべくフランスの大女優イザベル・ユペールは配給権を取得しフランスで甦らせた。マーティン・スコセッシ監督設立の映画保存組織とイタリアのファッションブランドGUCCIの支援を受けプリントが修復される。その後、ニューヨーク近代美術館で実施された修復版上映会は、行列が出来るほどの大成功を収めた。
ペンシルベニア州。ある炭鉱の妻が、夫に離別され、子供も職も失い、有り金もすられる。少ないチャンスをすべて使い果たしたワンダは、薄暗いバーで知り合った傲慢な男といつの間にか犯罪の共犯者として逃避行を重ねる…。その粒子の粗い16mmフィルムの質感はティファニーブルーを基調に、シネマ・ヴェリテ・スタイル(ドキュメンタリー撮影手法)で剥き出しのアメリカの風景をスクリーンに映し出す。
巨匠監督エリア・カザンの妻でもあるローデンは、彼からの独立宣言とも言うべき本作を残し、癌により48歳の生涯を終える。だが、その評判は次第に高まり、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジョン・ウォーターズ、ケリー・ライカート、ダルデンヌ兄弟監督ら名だたるアーティストが彼女を不世出の作家として敬意を表する。“インディペンデント映画の父”と称されるジョン・カサヴェテスは「『ワンダ』は私のお気に入りの作品。彼女は正真正銘の映画作家だ」と高く評価する。見向きもされなかった映画が、2017年、後世に残す価値がある作品として認められアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録される。崖っぷちを彷徨う女の人生を漂流するロードムーヴィーが、近年これほどまでに愛されるようになった。公式HPより
9月11日 時間調整中
松本市Mウイング6階ホール
監督 斉加尚代
2022年製作/107分/G/日本
配給:きろくびと
(C)2022映画「教育と愛国」製作委員会
いま、政治と教育の距離がどんどん近くなっている。
軍国主義へと流れた戦前の反省から、戦後の教育は政治と常に一線を画してきたが、昨今この流れは大きく変わりつつある。2006年に第一次安倍政権下で教育基本法が改変され、「愛国心」条項が戦後初めて盛り込まれた。
2014年。その基準が見直されて以降、「教育改革」「教育再生」の名の下、目に見えない力を増していく教科書検定制度。政治介入ともいえる状況の中で繰り広げられる出版社と執筆者の攻防はいま現在も続く。
本作は、歴史の記述をきっかけに倒産に追い込まれた大手教科書出版社の元編集者や、保守系の政治家が薦める教科書の執筆者などへのインタビュー、新しく採用が始まった教科書を使う学校や、慰安婦問題など加害の歴史を教える教師・研究する大学教授へのバッシング、さらには日本学術会議任命拒否問題など、⼤阪・毎⽇放送(MBS)で20年以上にわたって教育現場を取材してきた斉加尚代ディレクターが、「教育と政治」の関係を見つめながら最新の教育事情を記録した。
教科書は、教育はいったい誰のものなのか……。 公式HPより
9月11日 時間調整中
松本市Mウイング6階ホール
監督 オオタヴィン
福田弘彦(伊那市立伊那小学校校長)も出演
ナレーション 吉岡秀隆。エンディングテーマ ザ・ブルーハーツ
「体験学習」を30年前から続ける先進的な学校があった。
2020年度から教育指導要領の主題が「アクティブラーニング(自主的探求)」に大きく舵を切りました。
激動のAI時代に対応するため、日本の公教育も大きく揺れています。
「きのくに子どもの村学園」は、30年前から「体験学習」を実践しています。
この学校を見学した脳科学者の茂木健一郎さんは、「これからの人工知能時代にふさわしい能力を発揮できる、ここは”ミライの学校”だ!」と驚きました。
ミライの学校のヒントを、この映画からみつけてください。
映画には、”自由な公立学校”も登場します。
60年間成績通知表や時間割りがない「体験型総合学習」を続ける公立小学校、伊那小学校。
校則、定期テストをやめた、世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦前校長。
実は、公立学校にもこんなに自由があったことに驚かれるでしょう。
あなたの町の小学校も、「夢みる小学校」なのです。 公式HPより
9月16日~19日
爆音映画祭2022in松本
まつもと市民芸術館小ホール
決定した作品をアップしていきます。

9月23日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール
9月25日 13:00~
松本市Mウイング6階ホール
満若勇咲監督アフタートーク
監督 満若勇咲
プロデューサー 大島新
2022年製作/205分/G/日本
配給:東風
(C)「私のはなし 部落のはなし」製作委員会
「部落差別」は、いかにしてはじまったのか――
なぜ私たちは、いまもそれを克服できずにいるのか?
かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。1871年(明治4年)の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか? 本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。
監督は、屠場とじょうとそこで働く人々を写した『にくのひと』(2007年)が各地で上映され好評を博すも、劇場公開を断念せざるをえなかった経験を持つ満若勇咲。あれから十数年、プロデューサーに『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』の大島新、音楽に世界を舞台に活動をつづけるMONOを迎え、文字通り〈空前絶後〉のドキュメンタリー映画をつくりあげた。
公式HPより

9月30日
作品選定中
松本市Mウイング6階ホール
シャンタル・アケルマン 大特集 松本市Mウイング6階ホール 予定
10月8日 19:30 囲われの女
10月9日 10:00 ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、
コメス湖畔通り23番地
13:50 アンナの出会い
16:10 オルメイヤーの阿房官
10月15日 19:30 私、あなた、彼、彼女
以下、松本CINEMAセレクト主催上映開催予定日です。
松本市中央公民館Mウイングは、6か月先までの会場予約ですので、徐々に追加していきます。都合により変更の場合あります。ご了承下さい。